創業明治十二年(建物はもう少し以前から)、御所より5分程度西に歩いた所に位置する、新町通りと中長者町通りの西北角にお店があり、近くにはリピーターが多いことで有名なブライトンホテルがあります。
店構えは新町通りに面して白い壁の土蔵があり、妻を見せた大きな木造家屋です。
正面玄関は中長者町通りに面し、むしこ造りに一本子持ちの格子構え、入り口の前には大きな木作りの看板が掲げられています。
2003年に改装工事を致しましたが、その際に建物全体に住み着いてる麹菌が死んでしまう事で澤井醤油の味が変ってしまうのでは?と、とても心配しましたが当時施工いただいた職人さんに大変お気遣い頂き、無事に改装することが出来ました。今では京都市と国から景観重要建造物に指定されていますのでこれからも末永く残していかなければと考えております。
そう聞くと「いちげんさん、お断り!」そんな感じを受ける店構えかな・・・?
いえいえ、いたって気さくなお店で、卸売りだけでなく小売りももちろん、いちげんさんでも、醤油一本、もろみ一個からでも販売いたします。お気軽にお立ち寄りください。
木の戸を開けてお醤油の香りいっぱいの店内にお入りいただくと、今も実際に醤油の仕込みに使用している大きな木の桶が並んでいるのがご覧いただけます。
京町屋は「うなぎの寝床」と言われるように間口が狭く奥に細長いのが特徴ですので、「京細」と呼ばれるこの桶もそれに合わせ、上から見ると円ではなく前後に細長い楕円形をしているのがご当地京都ならではです。ぜひご覧ください。
をクリックすると、次月の予定も見ることができます。
※予定をタップすると、詳細が表示されます。※ボタンをクリックしますとGoogleMapでのルートガイドが別ウインドウで開きます。